South America Journey Review

南米アンデス3カ国を1ヶ月間旅してきて、感じたこと。
<個人旅行>
南米での個人旅行は可能。ただし旅行会話程度のスペイン語は必須。
英語は空港や外国人旅行者がよく利用するホテル・旅行代理店など限られた場所でしか使えない。
私は大学時代に勉強して下地があったものの最初は苦労し、必要な物・情報を得られるレベルになるまで少し時間がかかった。
長期旅行者には、最初の1~2ヶ月語学学校に通い、それから旅をする人も多い。
<治安>
南米での個人旅行で、最大の懸念事項は治安だろう。
南米は概して治安が悪いと言われ、それは確かだと思う。
ホテルやレストランの入口や窓が鉄格子で厳重に守られていることが多く、これらはアジアなどではあまり見かけない。
もちろん治安の良し悪しは国や地域によって大きく異なる。
治安が悪いと言われるのは旅行者の訪れる都市部であり、田舎の方は旅行者を狙う悪い輩がいないので被害に遭うこともめったにない。
私も来る前は、南米での強盗はピストルを突き付けられるものと思っていたが、ピストル強盗はブラジルに限る話らしい。
どこの都市でもあるようなスリ、ひったくり、置き引き等に加え、南米全般での犯罪手口は下記のようなものがある。
・首締め強盗
 人気の少ない場所で数人で羽交い絞めにし、所持品を強奪する。
・唾かけ強盗
 肩を叩かれ振り返ると顔に唾をかけられ、その隙に所持品を盗る。
 仲間が親切なふりをして拭いてくれるうちに物をすられることもある。
 同類として、ケチャップやアイスクリームを使う手口もある。
・ニセ警官
 私服の人が偽の警察帳を見せながら、現金やカードを見せるように要求し、隙を見て物を盗る。
 タクシーに乗っているときにニセ警官が乗り込んでくることもある。
 この場合タクシー運転手も仲間であることが多いので、誰かが乗り込んできたらその場で車を降りること。
 私がラパスで会った日本人はニセ警官にカードを盗られ、20万円を引き出された。
・ピストル強盗
 ピストルを突き付け、所持品を強奪する。
 周りの人は助けてくれないので、大人しく財布を渡すのが無難。
 これに備えて渡す用の財布をあらかじめ持っておくのもよい。
相手は誰かれかまわず襲うのではなく、まずカモになりそうなターゲットを探す。
なので、ターゲットにならないように細心の注意を払うことが重要である。
・時計、アクセサリ等、金目の物を身に付けない
・人気の少ない場所に行かない、夜はタクシーを利用する
・常に周りを警戒する、カメラを取り出すときも周りを確認する
このように気を付けるべきことを気を付けていれば、被害に遭うことを防げる。
気を付けていても被害に遭うことはある。
盗られたら困るものは持っていかず、金は分散して持つなど、バックアップ対策もしておくべき。
<交通>
主な都市間はバスが運行しており、安価な料金で移動できる。
多くの道路は整備されており快適に走れるが、ジャングルなど一部の道路は状態が悪い。雨季は道路状態が悪化し大幅な遅れに繋がり、飛行機もキャンセルされることがあるので行く時期によっては注意する。
もう一つ留意しなければならないのが、ストライキやデモによる道路封鎖である。
私はクスコでストライキのため2日足止めさせられ、ウユニ周辺の道路封鎖で4日間ウユニ湖ツアーに行く機会を待たされた。
南米全般で頻発しているので、遭遇した場合の心構えをした方がよい。
<天候>
沿岸部、アンデス山脈地帯、アマゾン流域と大きく特色が異なる。
雨季(1~4月)と乾季(5~12月)に分かれ、乾季が観光ハイシーズンとなる。
沿岸部であれば、赤道から離れるにつれ熱帯気候、温暖気候と気候が変わる。
山脈地帯の標高の高い場所は、日中は直射日光を受け温かいが、夜は氷点下になることもある。
私はクスコで買ったジャケットの下に重ね着して耐えたが、ニット帽や手袋をしている人も多い。
<食べ物>
気候の異なる場所では食べ物も異なる。
沿岸部では新鮮な魚が食べられ、山脈地帯ではイモ、肉類の料理が多い。
総じて舌の肥えた日本人を非常に満足させられるものではないが、都市部のそれなりのレストランではちゃんとおいしいものが食べられる。
多数のスパイスがあるが、辛くて困ったことは一度もなかった。
衛生状態は思ったほど悪くなく、屋台の食べ物を食べても問題ないが、生水は避けた方が無難。
<おいしかった料理>
1.セビッチャ(リマ)
 ペルー沿岸部の代表料理である白身魚のレモン汁和え。新鮮な魚介類は日本人の口にも合う。
2.アンティクーチョ(クスコ)
 牛肉串焼き。屋台などで売っている。大きなコラソン(ハツ)はお勧め。
3.チョコレート・チーズケーキ(ラパス)
 ラパス市内のチェーン店Alexander Cafeの濃厚なチョコレート・チーズケーキ。南米はスイーツがおいしい。
<行ってよかった場所>
1.ガラパゴス諸島
 ガラパゴスガメ、イグアナ等ここでしか見られない野生動物がいっぱいいて楽しい。
 ダイビング、スノーケリングをすれば、アシカやペンギンと泳ぐこともできる。
 ツアー料金は高いけれど、とても楽しめるので行く価値あり。
2.ウユニ湖
 世界一標高の高い場所にある塩湖。見渡す限り広がる白い世界が非現実的で、雨季には塩の上に溜まった水が鏡のように映し出す。
 塩のホテルに泊まり、日没、星空、日の出を満喫してほしい。
3.マチュピチュ
 写真で何度も見ているだけに衝撃的な感動はないものの、絵になる場所の多い美しい遺跡。
 朝一でワイナピチュに登り、霧がかるマチュピチュ遺跡を眺めてほしい。
番外.ポトシ鉱山
 世界一標高の高い場所にある、劣悪な労働環境で有名な鉱山。
 この鉱山の成り立ちを知ることは、植民下の奴隷酷使の歴史を知ることでもある。
 リゾート気分で楽しめる場所ではないが、強烈な印象を残したので番外編として挙げる。
<予算>
現金US$2,000を持っていき、現地通貨に交換しながら使っていった。
ラパス-ルレナバケ間航空券を購入するときのみカードを使用。

主な費用
カナダからの航空費(トロント-キト、ブエノスアイレス-トロント) CAD$735
ガラパゴス諸島ツアー US$1,050
ルレナバケ発パンパツアー US$86
総費用 US$2,857
1日当たり費用(ガラパゴス諸島ツアーを除く) US$28

<総評>
山も海もジャングルもある南米はバラエティに富んでおり、飽きることがなかった。
マチュピチュなどの遺跡群を始めとし、ガラパゴス諸島やウユニ湖など南米でしか見られないものがたくさんある。
35日間で3カ国と1都市を駆け足で回ったが、もっともっと時間がほしかった。
次回は、ブラジル(カーニバルの時期)とパタゴニアに訪れたい。
それまでにスペイン語(ポルトガル語も?)を上達させなければ。

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